東京をはじめとする都会でカラスが減少してきています。
スズメやツバメも同様なのですが、今回はカラスがいなくなってしまった理由を調べてみました。
ゴミ対策
やはり、人間を一番困らせているカラスの問題といえば、ゴミを漁ることでしょう。
東京をはじめとする都会には飲食店が数多く見られます。
カラスは頭がとても良いので、飲食店の外に置いてあるゴミ箱には残飯がたくさん入っているということはよく分かっています。
一般家庭よりもたくさんの食べ物となるものが入っていますね。
カラスは夜明けとともに行動を開始します。
たいていは朝のゴミ出しを狙っているわけです。
そこで対策として、東京都は飲食店のゴミ回収を明け方までに済ませるようにしたのです。
そうすることで飲食店街のカラスは徐々に減少しているのです。
巣を撤去
カラスは、自然界のものを使って巣をつくるとは限りません。
特に都会のカラスは針金ハンガーなどを拾ってきて鉄塔やビルに巣をつくるのです。
これを人間の手によって撤去したことが減少のはじまりです。
近代的なマンションが多くなった
昔の建物には必ず軒がありました。
軒は鳥たちにとって巣をつくるのにもってこいの場所なのです。
ところが近年、建物の造り方が変わってきました。
最近では軒がない家が多いです。
凹凸のない場所では巣が作ることができないのです。
筆者の実家にも軒にハトが巣を作ろうと毎年やってきていました。
ハトには申し訳ないのですが、やはりその場所に作られると困ります。
母が必死にハトを追い返したり、ハト除けを設置したりしていたのを思い出します。
なんとも気の毒な話ですが、ツバメは巣を作ることを許されていました(笑)。
余談ですが・・・。
まとめ
人間をはじめ、地球上に生きるすべての生物は住む場所と食べ物を失ってしまっては、生活はおろか生きていくことができません。
カラスも自身が生きていくことに必死なのでしょうが、人間も同様です。
おたがいが快適に生活できる場所を見つけ、生きていきやすい場所にしたいですね。
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