集団で生活しているカラスは、どんな習性をしているのでしょうか?
集団生活の中での役割分担などあるのでしょうか、調べていきたいと思います。
一日の暮らし方
カラスは、夜明けより30分位前に餌を探しに出かけ、満腹になると休息したり水浴びをしたりして昼間を過ごします。
夕方になると集団ねぐらで眠ります。
ねぐら
カラスは夜間は常緑樹などの暗い森の中に集まり、集団ねぐらをとります。
夏も終わりになると、その年生まれた幼鳥も加わって、一か所のねぐらに集まる数も増えます。
大きな常緑樹の林では、冬に最も個体数が増加し、春から繁殖にかけて、縄張り個体が縄張りに居ついて戻らなくなると減る傾向にあります。
群れで飛ぶ
群れ全体が飛ぶ方向を変えたりしますが、個体を変えるボスがいるのでしょうか?
近年カラスは特別な能力がなくても、群れをつくって飛べることが出来るのが、長年の研究で分かってきました。
被害
カラスによる生活上の3大被害は、ゴミ荒し、攻撃、騒音です。
対策
カラスが最も嫌うものには、炸裂音、爆発音、爆発的な光、見つめられる人間、オオタカ、フクロウなどです。
田んぼには案山子をおいたりしますね。
これらの方法は一時的なもので、長時間持続するのは無理のようです。
増えるのを防ぐ
生ごみを減らし、残飯を戸外に出さないようにし、出す時は、簡単に取られないように工夫します。
カラスは黄色が見えにくいという事で、ゴミ袋を黄色にしている自治体もあるようです。
攻撃
カラスがこちらを向き、けたたましく鳴いてきたときは、これを察知してすぐにその場を離れれば問題ありません。
しかし、それに気づかずに、それでもそこを進んで行ってしまった場合、カラスは声を荒げ、電線や枝をつつく様になり、低空飛行で本格的な攻撃行動になります。
つばの広い帽子や、傘で頭を守ったり、壁際を歩いたりするようにしましょう。
一番の対処方法は怒っているカラスに近付かない事です。
まとめ
カラスは集団で人間を襲うことはありません。
カラスは子育ての時とても敏感になっています。
自分の巣を守ろうと、攻撃的になるのです。
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