ラベンダーなどの香りの強いハーブは蚊を寄せ付けないと言われています。
同じようにカラスも独特の香りのするハーブや植物を苦手とするのでしょうか。
カラスが嫌いなものについて調べていきたいと思います。
カラスが嫌いなものは?
カラスは何でも食べる雑食性の動物として有名です。
ゴミの集積場で我先にとこぞって袋を漁っているイメージの強いカラスですが、嫌いなものなんてあるのでしょうか。
少しずつカラスが苦手なものに迫っていきます。
ハーブや植物は?
ラベンダー、ローズマリーなどの精油成分を含む植物であったとしてもカラスはその場から逃げないでしょう。
それはカラスの情報源が鼻、いわゆる嗅覚によるものではないからです。
カラスは外界からの情報を目、つまり視覚を通して得ているのです。
ですから、いくら香気の強いハーブや植物を植えたとしても、カラスにはほとんど効き目がないと思われます。
ただし、カラスのエサとなる昆虫が近寄らなくなるので、間接的には限定的な効果が見込めるかもしれません。
しかしながら、その可能性はあまり高くないと思ってください。
強い光は?
カラスは周りの状況に関して目を通じて多くの情報を分析し、理解しています。
ということは、カラスの長所である視覚を逆手にとった対策をとればいいのです。
カラスの視覚は、ヒトの数倍はあるとも言われており、しかも紫外線の反射量の違いで細かく識別までしています。
これを利用して、キラキラと光るテープやCDを糸に吊り下げておくとカラス除けになります。
ヒトにとっては何ともない反射光であっても、目がいいカラスには数倍もの明るさを感じることになります。
まぶしくてとても立っていられるような状況ではありません。
ただし、カラスは慣れると怖がらなくなりますので、間隔をあけて吊るしたり、吊るさなかったりしましょう。
まとめ
カラスにいわゆる虫よけのハーブや植物の類は大きな忌避効果を期待することはできません。
カラスは鼻よりも目からたくさんの情報を得ているために、視覚に訴える策をおすすめします。
対策を講じる場合は、緩急をつけて行うとカラスの学習能力を妨げることができるでしょう。
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