カラスの繁殖期は3月~7月頃までとされており、巣立ちした幼鳥はその後1週間~2週間の間は親から餌をもらい家族で生活するようです。
カラスの産卵と孵化について
カラスには、つがいで暮らし巣を作って子育てをすると言うような繁殖期と集団で行動する非繁殖期があります。
繁殖期はだいたい3月~7月頃までとされており、3月~4月までの間に巣作りが始まります。
産卵は普通、1年に1回行われ4月~5月の間に3個~7個ほど産み孵化するまでの間は、メスが付きっきりで抱卵します。
オスはその間メスに餌を運び続けるのだそうです。
カラスの卵は、ウズラの卵より少し大きくくすんだ緑色を帯びた褐色地に黒い斑点模様が付いています。
5月~6月の間の約20日前後の期間に産んだ卵が孵化し始め、それからヒナを育てる期間に入りますが、この間はオスもメスも両方で餌を運び、神経が過敏になる時期でもあります。
カラスは本来攻撃的な鳥ではないですが、卵やヒナを守ることで近づく者を威嚇する為、この時期は近づかないようにすることが賢明です。
特にヒナが巣立ちを始める頃には威嚇行動も激化する為、注意が必要です。
カラスの巣立ちまで
親鳥がヒナにせっせと餌を運び続けたお蔭でヒナはすくすく育ち、やがて幼鳥となり守られながら巣立つわけですが、幼鳥が巣立ちしても1週間~2週間位は親から餌をもらい家族で生活をするようです。
その後、幼鳥が若いカラスの集団に入り自活するようになればその年の子育て期間は終了となります。
そしてこの若いカラスたちがつがいを見つけて同じように縄張りを作り子育てをしていくと言うサークルを繰り返していくわけですが、自分たちの子孫を残すと言う事にかけては動物すべてにおいて同じであると言えそうですね。
まとめ
動物すべてにも言える事ですが、子育てをするときは命がけであると言う事です。
カラスも自分のつがいと共に一番良い場所にマイホームを建て、メスは子育てをしてオスは、外で働き餌を運ぶと言うような人間の生活とほぼ変わらない生活であるようにも感じられます。
嫌われ者のカラスも一生懸命に自分の一生を生きていると思うと少し仄々とした感じで受け止められそうです。
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