カラスはずっと昔、霊魂を運んでくる霊鳥とされていたようですが、カラスの鳴き声で人が亡くなることがわかるというような言い伝えもあったようです。
そんなカラスは、鳴き声でお互いに会話をしていると言われているようなんです。
聞けるものならどんなお話をしているのか聞いてみたいですよね。
そこで、カラスの鳴き声を中心に調べました。
カラスは鳴き声の意味と会話
カラスは、その鳴き声を使い分け鳴き方の回数なども含めて、他のカラスと会話をしているのではないかと言われています。
鳴き声の使い分けをされていることがわかったのは、カラスの鳴き声を録音し何度も再生しているうちに判明したようです。
それぞれの鳴き方には、仲間に示すサインのような意味があることが確認できたようです。
お互いのカラスたちは、鳴き声をちゃんと区別しているんですね。
まず、「カー」と穏やかに一度鳴くのは挨拶をしているようです。
ただ、「カー」の鳴き声が3回数えられれば、自分の位置を表している意味があるようです。
自分はここにいるよ!という意味ですね。
さらに4回から5回ほど立て続けに鳴くときは警戒しているときで、仲間に逃げろ!と声をかけたり、全体行動をするときの掛け声になるときもあるようです。
鳴き声も「カー」ではなく「ガァー」になると、威嚇していたり、他のカラスに警戒しろ!というような意味を込めて鳴くようです。
たまに、鳥が一斉に飛び立つ行動を見ることがありますよね。
カラスたちも逃げるぞ!といった鳴き声を仲間に聞かせて、一斉に飛び立つことがあるようです。
普段は「カー」と鳴いたときに、それに答えるように他のカラスが「カー」と鳴くようなことがありますが、それで意思疎通を図っているなら、これからは意識して聞いてみたいですよね。
まとめ
カラスの鳴き声と回数にはある程度の意味があるとしたら、こちらも聞き分けて警戒したいですよね。
また、早朝にカラスが「カーカー」と鳴いているときがあります。
カラスは早起きでもあるようですが、実は、人間がゴミを出すことをわかっていて鳴いているとも言われているようです。
カラスは、ちゃんと人間の行動を学習しているんですね。
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