日本国内のどこにでも生息しているカラス。
カラスの繁殖期の行動は、縄張りを持ち一夫一妻制であると言われており、その仲はとても良いと言う事です。
カラスについて
ある意味、日本の風物詩にもなっているカラスは、高杉晋作が「江戸はカラスがうるさい」と記していたほど江戸時代から町中にカラスが存在していたようです。
現在はカラスと人間が共存するほどに増えてしまい、出した家庭ごみをあさるなど問題視されています。
アメリカ先住民族の多くは、世界最大の烏でもある「ワタリガラス」を創世神話の主人公として考えており、またカラスはロンドン塔で飼われていると言われるほど英国王室はワタリガラスとの深い関わりがあるようです。
その他、日本の神話にも登場しているヤタガラスに対して「3本足のカラスが太陽の黒点に住んでいる」と言う古代中国の伝説に由来されることから古代エジプトでは、カラスは「太陽の鳥」と考えられていたようです
しかし、そんなカラスも時代が経つにつれ不吉や絶命を意味するものとされ、又は魔女の使いなどの悪いイメージが強くなり現在では日本だけでなく世界的にも様々な問題が取り上げられています。
カラスの繁殖期と秋の時期
カラスは不吉な鳥として嫌われる鳥でもありますが、実際は大変気が小さく怖がりだと言う事です。
日本で生息しているカラスは12種類ほど確認されており、その中でも特に多く見かけられるカラスは、ハシブトカラスとハシボソカラスの2種類です。
どちらもそれほど違いはないのですが、ハシブトカラスの方の口ばしが太めで額が出っ張っており町中どこにでもいるカラスに対して、ハシボソカラスは細めの口ばしで額は滑らかであり器用で賢く農地などで多く見かけます。
繁殖期は、ハシブトカラスが4月中旬~8月頃まででハシボソカラスは3月中旬~7月頃となっておりどちらも繁殖時期には縄張りを持ちつがい、又は家族で過ごします。
秋になると繁殖期は終わり、集団でねぐらを形成し冬の間も同じように過ごします。
まとめ
カラスは一夫一妻制であり、その行動は生涯変わらないとされています。
また、オスは子育てにも協力的でありメスやヒナの為に餌を運びます。
また自分たちの巣に近づく若いカラスの侵入や天敵からも守ってくれると言う、何とも頼もしいご主人のようです。
今のあなたにおすすめの記事