街中で見かけるカラス。
ゴミを荒らしたりと、わたしたちを悩ませる動物です。
近年そういったカラスの行動が問題になっており、カラスを寄せ付けない工夫がされるようになりました。
しかし不思議なことに、「駆除する」といったことは聞きませんね。
カラスがいなくなると困ることを調べてみました。
雑食のカラス
カラスは人間が出したゴミ袋を漁って食べ物を見つけて食べて生きています。
ですので、都会のカラスはしばしば人間を困らせる厄介者として扱われます。
近年、カラスを見なくなったと思う方も多いかもしれませんが、これは都会に限った話です。
ゴミの出し方に気を付けるだけでカラスはゴミを荒らさなくなり、困った行動をしなくなります。
では、都会以外の自然の中で暮らしているカラスはどうしているのでしょう。
カラスは雑食のため、好物はありますが基本的には食べられるものであれば何でも食べます。
自然の中で暮らしているカラスは人間が少ないので当然残飯に行き当たる機会は少なくなりますが、どのようにして生活しているのでしょう。
生態系におけるカラスの役割について調べてみました。
害虫駆除
雑食のカラスは虫を捕まえる能力も十分に持っています。
虫の中には植物に害を与える虫も少なくありません。
そういった虫をカラスが食べてくれることで植物の生命維持となっているわけです。
狩りも得意
いわゆる食物連鎖的なことになりますが、上空から獲物を狙って頭脳的な狩りもします。
同じ鳥類ではハトを狩ることもあるようです。
命を落とした動物を食べる
亡くなった動物を食べる行為は都会でもよく見かける光景ではないでしょうか。
カラスは肉類が好物でもありますので、好んで食べます。
自然界の運び屋
自然の多いところで暮らすカラスは、果物などを採って種を運ぶ役割をしています。
こういったカラスの行動は植物界にもたらす生命の維持となるわけです。
カラスの他にも同じような役割を持つ鳥はいますが、カラスが絶滅してしまうとバランスが崩れてしまいますね。
まとめ
カラスに限ったことではありませんが、生態系の中でたったひとつ何かが狂うとバランスを取るのが非常に難しくなるのがお分かりいただけたのではないかと思います。
わたしたちを困らせるカラスも、なくてはならない存在なのですね。
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