道端でも公園でもどこにでもいるカラスが、目を合わせただけで突然襲ってきたらと想像するととても怖いですよね。
でも、現実にカラスが急に人をつついたり、引っ掻いたりするという事件が発生しているのです。
こういった事件には実はちゃんとした理由があるのです。
カラスは襲っているのではなく、威嚇している!?
私たちが襲われていると思っていたことは実は威嚇だったのです。
そもそも、なぜ威嚇されるのでしょうか。
カラスにとって、ねぐらや巣に近づかれるのは嬉しいことではありません。
威嚇される人は、知らず知らずのうちにそういったテリトリーに侵入している可能性が高いのです。
巣のがある木の側や、巣をのぞき込めるような高い位置などに近づいたり、また安易に巣をじっと見ていたりするとそういった人を非常に警戒します。
カラスは非常に目の良い生き物なので、すぐに発見されてしまいます。
そして、鳴き声などで、威嚇を始めます。
この時にすぐにその場を離れられれば、攻撃を加えられる可能性は低いでしょう。
しかし、これを無視して巣の近くに居座ったり、巣をじっと見ていると攻撃されてしまいます。
また4〜7月の繁殖期の中でも、雛が巣立つ6・7月はカラスも非常に気が立っていて、ねぐらの近くを通るだけでも危険です。
実際4〜7月は全国でカラス被害の件数が増えるようです。
また、カラスは非常に記憶力も良いので一度警戒した人の顔を記憶し、ねぐらを離れても再び発見されると攻撃されることもあります。
カラスに威嚇されないために
もしも、カラスの巣を発見したら、なるべく視線を向けずに速やかに立ち去りましょう。
カラスは大きな森などにねぐらを作ることが多いので、4〜7月は特に森へ近づくの避けましょう。
またどうしても巣の近くを通る時は、日傘をさしたり、被り物をすると視線も気にならず顔を覚えられることもありません。
まとめ
カラスに襲われるのは非常に怖いですね。
怪我をしたり嫌な思いをしないためにも、ねぐらに近づいたりするの避けるべきですね。
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