カラスの行動範囲はどの位のものなのでしょう。
それはパターン化されているのでしょうか。
調べていきたいと思います。
一日当たりの行動範囲
カラスの一日当たりの行動範囲は季節、都市と田舎によって違います。
カラスは夜になると集団で集まって寝る習性があります。
このねぐら間の距離がカラスの行動範囲に影響します。
冬季
冬季のねぐら間の距離は、都市部で5キロから10キロ、都市近郊では約20キロ、農村部では20から30キロ程度という事が報告されています。
春から夏
春から夏にかけてはカラスの繁殖期になり、繁殖するカラスは個別に巣を作るようになります。
この時期には集団でねぐらで集まるカラスは繁殖しない若カラスだけとなります。
ねぐらに集まるカラスの数は減ります。
繁殖期のねぐら間の距離は、都市部で数キロ、農村部で10キロ程度になります。
カラスの学習
カラスは頭が良くて学習のできる動物です。
こんな話があります。
カラスの子育ての時カラスは人間を襲うことがありましが、その度に巣を撤去されたので、人間を襲わなくなりました。
人間を襲えば大事な子供を連れていかれる。
人間を襲わなければ、人間はカラスの巣になにもしない。と学習したのでしょう。
安全な場所
常に餌が取れる状況、危害を加えられることがない環境であると、ここは安全に暮らせる場所であるとカラスは認識します。
カラスはいなくならないし、むしろ増える傾向にあります。
危険な場所
ここは危険、餌が取れないと思わせればその情報も仲間に伝わり、カラスが減っていくということになります。
ただし、カラスは学習していくため、危険なものであっても、慣れるとそれが危険ではないと分かるとまたやってきます。
まとめ
真っ黒で不吉な鳥とされているカラスですが、頭が良く、学習能力があるカラス。
仲間意識も強い鳥です。
行動範囲は、都会と田舎によって違いが見られます。
今のあなたにおすすめの記事