人の顔を覚えることができたり、仲間に餌の場所を知らせたり、子供を守ったりと、カラスはとても知能の高い鳥です。
カラスには、ほかの鳥にはあまり見られない「遊ぶ」という知能もあるので、考えて行動できるのでしょう。
そんな賢いカラスは、どんな色・音・ものを嫌だと認識するのでしょうか。
今回は、賢いカラスが嫌がるものを、いろいろと調べていきます!
カラスの嫌がる色は?
カラスが嫌がる色は、赤・青・黒・白などだという噂がありますが、実は、カラスには嫌いな色は無いようです。
カラスが嫌がるとされている色の物を置いたりつるしたりすると、確かにカラスは来なくなりますが、これは一時的なことで、今までそこになかったものがあったため、カラスが警戒してこなかっただけなのです。
カラスは色を認識して好き嫌いを判断しているのではなく、突然現れたものに警戒心を抱き、一時的に避けているだけなので、安全を確認すれば、また戻ってきます。
カラスの嫌がる音は?
カラスの嫌がる音として、爆音・人間の怒鳴り声・銃声・ロケット花火の音などが挙げられますが、このような音はカラスに限らず、どんな動物も嫌がる音です。
嫌がっているというよりも、音も色と同じく、恐怖心・警戒心を煽られているといったところでしょう。
上記の音のほか、カラスの仲間が襲われている時の悲鳴、危険を知らせる仲間の声、天敵である鷹の声などは恐怖心を抱く最上級の音のようです。
カラスの嫌がるものは?
カラスの嫌がるものの一つに、カラスの亡骸があります。
こちらも嫌がる気持より、仲間の異変への恐怖が勝っているものと思われます。
そのほか、目玉模様のものや光るCDや鳥よけのテープ、かかしなども嫌がるものとされていますが、こちらも初めて見るものに警戒しているだけで、ものが動かなければすぐに慣れてしまうでしょう。
まとめ
カラスはこの色・音・ものが嫌い!と思うのではなく、警戒心や恐怖心によって判断していることがわかりました。
音に関しては、人間でも嫌な音や声なので、カラスに限ったことではありません。
少しの変化にも反応して警戒し、安全を確認して恐怖心を解くカラスは、やっぱり賢いといわざるを得ませんね♪
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