猛暑が続く夏はそれだけで過ごすのが大変です。
朝方からカラスが鳴いていて起こされる人もいるのではないでしょうか?
カラスが鳴く理由に触れていきましょう。
カラスの鳴き声には意味がある
情報交換として鳴き合うこともありますが、時間帯毎に鳴き声に意味があるようです。
飛行中
カラスが数羽で飛びながら鳴いている時は、現状報告に似た意味があるようです。
何も問題が起きてないかなどの確認を仲間と交換しているようです。
起床後
カラスは人より早起きです。
日が昇る前に起きることが多く、起きてからは自分の縄張りを主張するために鳴くようです。
自分の縄張りを守ることから1日が始まるようですね。
朝方などカラスの鳴き声がうるさいと感じるのはこれが原因です。
電線や屋根の上
カラスが電線に乗っていたり、屋根の上にいるのをよく見ます。
その時の鳴き声には仲間との情報交換や位置確認が多くを占めます。
少し離れた仲間との安全確認をすることで身を守ろうとしているのですね。
威嚇や警戒
カラスは自分の縄張りに他の動物が入ってきたりすると威嚇のために鳴きます。
カラスに急に襲われたという声もありますが、カラスは縄張りに近づくに連れ鳴き声が変わります。
縄張りに入ったからと言って急に襲い掛かるわけではないので、カラスなりの気遣いもあるようですね。
繁殖期
カラスは繁殖期になると警戒心が通常より高くなり、鳴くことも増えます。
この時も威嚇や警戒の意味で鳴くこともありますし、餌の時間を知らせるためにも鳴きます。
なぜ夏はうるさくなるのか?
カラスの繁殖期が終わるのは、無事に進めば夏前です。
それ以降は集団を作り行動をするので、ちょうど夏はカラスが鳴く機会が増える時期と重なっているみたいです。
繁殖期が過ぎてすぐだから
ヒナが飛び立つとカラスは家族で行動をとるので鳴き声で情報交換をします。
この時期が少し経つと、生活の仕方を覚えた子どもたちは他の子どもたちと合流し若いカラスの集団となります。
真夏の時期にカラスの集団が出来上がるので、鳴き声が飛び交うようになります。
集団行動をとるから
繁殖期が過ぎるとカラスは集団で行動しますが、ねぐらに帰る時も一緒に帰ります。
電線の上などでたくさんのカラスが止まっていて他のカラスが近寄ってきているのを見たことがある人もいるのではないでしょうか?
この時も鳴くことで帰ることを伝えています。
まとめ
カラスの鳴き声には意味があり、鳴く時間帯毎に意味も変わるようです。
夏にカラスの鳴き声を聞くのは繁殖期が過ぎて集団行動を始めることと関係がありそうです。無駄に鳴いているのではなく、カラスが生きていく中で必要なことなので人間の理解も必要なのかもしれません。
今のあなたにおすすめの記事