朝、仕事へ向かう時に道を歩いていたらカラスに威嚇されたり、攻撃をされたとか学校へ向かう途中にカラスに追いかけられ突かれたと学校や保護者の間で問題になる話を良く耳にしますよね。
色々な対策をしてはいるけど、なかなか解決せず悩む事ばかりで被害だけが後を絶たず困ってしまいます。
カラスは何故、人を威嚇したり攻撃したりするのでしょう?
それは繁殖期と関係があると言われています。
そこで繁殖期のカラスが攻撃的な理由や鳴き方の違いについて調べてみました。
カラスの繁殖期はいつ?
人間から見たらカラスは厄介者で悪いイメージしかありませんがカラスも生きている動物ですので、ご飯も食べるし子供も産みます。
さらには寝床や縄張りとカラスにはあります。
そんなカラスには繁殖期があって繁殖期を迎えるとカラスは少しずつ警戒心が強くなり威嚇行動が増えてきます。
【3〜5月】は巣を作る材料を集めて巣作りして産卵をし卵を温めます。
【5〜7月】は孵化してヒナを育てて巣立ちをしていく時期になります。
この繁殖期はカラスも警戒心がとても強くなり縄張り内に危険が迫ると威嚇をしてきます。
特に巣が近くにある場所を歩いたりするとカラスは危害を加えると認識をしてヒナを守る為に攻撃的になり追いかけ回してきたり突いてくるなどの行動をしてきます。
カラスの繁殖期は大きく見て3〜7月位までの間になります。
特に4〜6月は産卵し孵化してヒナを育てる時期ですので攻撃的になりやすい時期でもあります。
鳴き方による違いは?
カラスは人の様に言葉を話す事が出来ません。
では何故、集団で行動したり1羽が鳴いたら集まって来たりするのでしょう?
実はカラスは鳴き方で意思表示をしていると言われています。
カツカツと言っている様に聞こえる鳴き方は縄張りを伝える鳴き方で、強めにガァガァ鳴く時はその縄張りに他の物が来た時に威嚇する鳴き方と言われています。
カッカッカッと聞こえるのは自分の仲間に餌を発見したから早く来いと呼び寄せていると言われています。
またカラスは寝床があり、その場所には仲間もいます。
その寝床に危険が近付いてくると、知らせる為にカァーカァーと鳴いて知らせます。
そして語尾が長くカァ〜…カァ〜…と鳴くのは仲間がはぐれたりしない様に注意を促していると言われます。
言葉が話せないが鳴き声の1つで色々な意味があり、それが集団での行動を可能にしています。
まとめ
カラスは繁殖期を迎えると警戒心が強まり時には攻撃的にもなります。
繁殖期にカラスの巣を見つけたら、むやみに近寄らない様にしないと縄張り内に入ってしまうと攻撃をされますので注意をしましょう!
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