カラスが少し変な鳴き方をしていると、なんとなく心理的に不吉なことが起こりそうな予感がするのはなぜでしょう。
昔から、カラスが騒ぐと大地震が起こるとか、家の上で鳴いているとその家の人が亡くなるなどの諸説があります。
今回はカラスの鳴き声について調べてみました。
カラスが鳴くときはどんなとき?
カラスは比較的よく鳴く動物です。
よく調べてみると、鳴き方はその場面場面で異なり、意味があるようです。
それでは、カラスはどんな場面で鳴くのでしょうか。
一つは、仲間と飛ぶとき、もう一つは、朝の縄張り宣言をするとき、それから、仲間との位置確認、威嚇、警戒、攻撃時にも鳴きます。
またカラスが夜中に鳴くととても不吉な気持ちになりますが、夜に鳴くのはどんなときなのでしょうか。
調べてみると、カラスはとても早起きのため、まだ日が登る前に活動を始め、餌を探すそうです。
人間が捨てたゴミなどを荒らすとき、指定の時間に出さずに早めに出してしまう人がいるとそれが奪い合いとなりよく鳴きます。
それから、強風などで巣が壊されてしまったときにも良く鳴きます。
それから繁殖の時期、特に羽化した雛が巣立ちをするときには、親ガラスはとても神経質になり、周りを警戒し、ときに攻撃をしてきます。
カラスの鳴き方
場面場面によって、カラスの鳴き方は変わります。
まず、仲間と飛翔しているときや、居場所を知らせるとき、仲間とのコミュニケーションをはかるときの鳴き声は、比較的ゆっくり、「かーかーかー」と鳴きます。
次に、なわばり宣言をするときの鳴き方です。
なわばりを宣言するときには、先ほどよりも少し短めに「かぁっ、かぁっ、かぁっ」といった感じで鳴きます。
最後に、威嚇、警戒、攻撃と強さを増すときの鳴き方は、少し早めに力強く、短く「かっ!かっ!かっ!」と鳴きます。
攻撃するときには、喉に力を込めて精一杯の声で鳴きます。
まとめ
カラスにも言葉があるかのように、場面場面で鳴き方を変えます。
この鳴き方のパターンを覚えておけば、たくさん鳴いていても状況が掴みやすく、変に不安になることもなくなりますね。
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