わたしたちがカラスにされて困ることといえば、やはりゴミ荒らしですよね。
カラスは肉類をはじめとする脂質の多い食べ物を好みます。
ゴミ置き場には人間の食べ残しがたくさん入っているゴミ袋があることを知っているので、容易く食べ物を手に入れることができる場所だということを分かっているのです。
赤色やオレンジ色は食べ物に多い色でもありますので、集まってくるのです。
対策はないのでしょうか。
ネットをかぶせる
いちばんよく見かけるのは、ホームセンターなどで売られているネットをゴミ袋にかけておくというものです。
しかし、ネットの網目からゴミ袋があることはすぐに分かってしまいます。
網のすきまからあの長いくちばしでつつかれるとゴミ袋はすぐに破れてしまいますね。
ゴミ袋の中身が見えないようにしてみる
人間の食べ残しが入っていることが分からなければ、ゴミ袋を荒らすことはないのでしょうか。
ゴミ袋の定番といえば半透明のビニール袋ですが、これを中身が見えないような紙袋に変えた自治体があります。
しばらくはカラスの被害がまったくなかったようですが、相手は頭の良いカラス。
仲間のうちの1羽がどこかで見て覚えてくるとあっという間にカラス達に知れ渡り、ゴミ荒らしがはじまります。
嫌いな色のゴミ袋にしてみる
カラスの嫌いな色。
よく言われるのが黄色です。
嫌いというよりはカラスにとって黄色は見えないのだとか。
しかし、カラスは人間の何倍もの色覚を持っているため、ただ単に黄色のゴミ袋に変えたくらいでは被害は減りません。
色々な研究の結果、カラスの目に見えにくい加工を施したゴミ袋が開発されました。
これでゴミ袋の中に人間の食べ残しが入っているのかどうか分からなくなったというわけです。
被害は格段に減りましたが、完璧にというわけではありません。
まとめ
ゴミを荒らすのはカラスだけではありません。
猫も同様です。
最近では、大きさはさまざまですがゴミ収納庫を利用している自治体が多くなってきました。
筆者の住んでいるところもドアがついたウサギ小屋のようになったゴミ置き場ですので、安心です。
いちばん良いのは、やはり触れさせないようにすることしかないのかもしれませんね。
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