日常生活の中でよく見かけるカラス。
ゴミを漁っているイメージがあると思いますが、好きなものを狙っているのでしょうか。
それとも・・・?
カラスは雑食
わたしたちがよく見かける、街にいるカラスは、雑食です。
正確には好き嫌いはあるのですが、基本的にはなんでも食べることはできます。
ゴミを漁っているカラスが、くちばしで何かを咥えて飛び立つ姿を一度はご覧になったことがあるでしょう。
注意して見てみると、食べ物を咥えていることが多いです。
ティッシュなどは咥えていません。
カラスは食べ物とそれ以外を上手に分けて持ち帰ります。
中でも、魚や肉などの脂身・マヨネーズやたまごなど・甘いものを好むようです。
肉の中でも、熟成したものよりは新鮮なものを好みます。
道路などにある動物の亡骸に群がる姿をよく見かけますが、亡くなってから時間が経ったものではないのです。
反対に、まったく食べないわけではありませんがフルーツなどはあまり好みません。
臭覚は発達していない
カラスの脳は、匂いを感じる部分がほとんど発達していません。
カラスの鼻の穴は呼吸をするだけの働きしかありません。
ですので、カラスは匂いで食べ物を探しにくるのではなく、目で見て覚えるのです。
カラスは大変頭が良い動物ですから、一度見たものはしっかりと覚えているので、何度も同じゴミ置き場に現れるということになります。
ゴミの日にゴミ袋を持って歩いていると、カラスの視線を感じることはありませんか?
人間が持っているゴミ袋に入っている残飯を覚えているんですね。
筆者の知り合いが屋外に置いておいたリュックからカラスにパンをとられてしまった話を聞いたことがあります。
ファスナーを閉めていたにもかかわらず・・・です。
上手にファスナーを開けたんですね。
リュックの開け方や、リュックには美味しいものが入っているということをよく知っているのです。
本当に頭が良いですね。
まとめ
とても頭の良いカラス。
好きなものを覚える能力だけでなく、どうすればその好きなものが手に入るのかを理解しているという、カラスの頭の良さに脱帽です(笑)。
そして更には好き嫌いを見た目で判断できる能力にも驚きです。
これは他の動物にはない能力ですね。
今のあなたにおすすめの記事