カラスは雑食性で何でも食べるといわれます。
木の実や種子、爬虫類、両生類、小さな小動物。
しかし季節が冬になると食べ物を得ることが難しくなるのでは?と思ってしまいますよね。
冬場のカラス。
いったいどのようにして食べ物を得ているのでしょうか。
冬場のカラス
一般的に私たちが身近に見る事が多いカラスは、主に2種に分けられます。
ハシブトガラスとハシボソガラス。
カラスを至近距離で見る事はほとんどないと思いますが、見分けるならばその名の通り嘴の太さでしょうか。
ハシブトが太く、ハシボソが細い。
この2種類をまとめて私たちはカラスと呼んでいるわけですが、彼らは季節が移り変わっても基本的には何の変りもなく一年を通して同じような環境で生きています。
夏と冬でねぐらを移動したりすることもあるようですが、渡り鳥のように大掛かりな引っ越しはしないようです。
春から秋にかけては自然の中に食べ物を探して困ることはありません。
春、畑に行けば種子や稲のモミ、カエルやミミズが取れます。
夏場は昆虫シーズン。
そして秋には、木になる果実をたくさん食べることが出来ます。
しかし冬になると、やはりこれらの食料は不足してしまいます。
ですから私たちが生活している場にエサを求めてやってくることも多くなります。
もちろん家庭から出るゴミは狙われやすいです。
ゴミに関する被害は年中変わらないような気もしますが、寒い時期は特に注意しないといけませんね。
本来カラスは餌を隠す習性があります。
食べ物がない時の為の保存食として、蓄えておくのです。
場所もさまざま。
数十か所にわけて隠し、その場所を記憶しています。
木の上、電柱、看板、古巣、屋根の隙間など、ありとあらゆる場所に隠して食料が不足している時に食べに行くのです。
1週間に2回のゴミ収集でも蓄えておけば、カラスも困ることなく食べ物にありつけるのですね。
まとめ
カラスも冬場を生き抜くために一生懸命なのでしょうが、ゴミを荒らされるのはやはり困りものですね。
冬場のゴミ出しは、多少神経質なくらい頑丈に包んでおいても無駄にはならないと思います。
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