すでに成長して大人になっているカラスは、ちょっと不気味な雰囲気がしますが、カラスの雛となるとちょっと違いますよね。
偶然カラスの雛が落ちているのを発見して、かわいそうで迷わず家に持ち帰ってしまう人もいるようですが、雛なら普通の鳥の赤ちゃんと変わらない気持ちで接することができますよね。
ただ、カラスの雛に食べ物を与えるとしたらどんなものがいいのでしょうか。
カラスの雛の食べ物を調べました。
カラスの雛の食べ物はどんなものがいいの?
野生のカラスの雛には、なるべく自然に口にできる食べ物を与えてあげることが大切なようです。
人間が餌を与えるといっても、与えられるものには限りがあります。
雛は、与えられたものを食べるしかありません。
出来るなら人間が口にするものではなく、自然なものを与えてあげましょう。
野生の鳥が食べるものは、昆虫や幼虫や木の実、野菜や雑草の種などです。
なるべくお腹いっぱいに食べさせてあげることができれば、一人立ちするのもそれだけ早くなります。
また、与えるときにも人間の手で与えるよりも、枝や葉っぱについたままの昆虫や、茎についている状態の木の実を与えることが望ましいようです。
とくに、昆虫などは飛んでいたり動いていたりする姿を雛に見せてあげることも大切です。
木の実や野菜などはその部分だけを与えるのではなく、鉢植えごと近くにおいてあげるといいようです。
それは、自分の餌となる虫や木の実の特徴を覚えさせてあげるためです。
あくまでも、そこから自分の餌を探して食べるようにもっていくことが大切です。
人が餌そのものを与えてしまったら、自分で餌を捕ったりすることを覚えることができません。
また、注意が必要なのが、人間が食べるものをあげることです。
人間が食べるものをあげることで、病気になってしまう可能性もあります。
人間の食べ物には、自然界にないものが入っています。
餌を与えるときは、いずれ野生に戻っても、生きていられるように考えてあげることが大事なようです。
まとめ
大人のカラスは、昆虫や野菜だけを雛に与えているわけでもないようです。
カラスは、生ごみなどもあさります。
どんな菌がついているかわからないものでも与えています。
雛を家に持ち帰るときには十分注意が必要です。
どんな生き物でも野生の生き物は、危険なものと思って接しましょう。
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