厄介者のカラスとして広く認識されていますが、知力は高いことで有名です。
そしたら、鏡に映った自分の姿をどのように認識するのでしょう。
攻撃してしまうのでしょうか、自分の姿であると認識できるのでしょうか。
カラスは「鏡」にどんな反応を示すの?
カラスと鏡にまつわる面白い話がいくつかありますので、今回はそれらを紹介していきます。
それが先ほどの疑問に対する答えとなります。
鏡像認知できるカラスの仲間とは?
鏡に映った自分の姿を他人ではなく、自分自身であると認識できることを、鏡像認知と言います。
これを可能なのがカササギというカラスの仲間で、群れを作らずオスとメスのペアで仲良く生活しています。
日本各地に広く分布しているわけではなく、限られた地域で暮らしています。
そのため、その地域独自の呼称も多く存在しています。
カササギの特徴は、カラスのように全身真っ黒ではなく、首の下から胸より下の腹部にかけて白い毛で覆われています。
また、鳥類の中でもずば抜けて大きな脳を有しています。
ちなみに、哺乳類以外で初めてこのテストをクリアしたのがカササギだと言われています。
カラスが身だしなみをチェック!
何とも奇妙な光景が見られるようになりました。
都内に暮らしているカラスは、通りに備え付けられた鏡で自分の姿を映している姿がよく目撃されているそうです。
鏡の中に映ったカラスを攻撃したり、叫んだり、怒ったりするような様子はないようです。
このことから、人間の行動をまねてカラスも身だしなみをチェックしているのだと指摘する人もいます。
カラスの知能は六歳児並みだと言われていますから、人間の行動を模倣し、学習するのは難しいことではありません。
しかし、どういった目的でこの行動をとっているのか、はっきりとしたことは分かっていません。
まとめ
カラスの仲間であるカチガラスは、実験によって鏡像認知できるということが確かめられました。
都内で暮らすカラスも鏡に映った自分の姿を見つめているのを多くの人に目撃されています。
私たち人間もカラスへの対策を怠らないよう頭を働かせなければなりませんね。
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