日本で最も日常的に見ることが出来るカラスはハシボソガラスとハシブトガラスです。
この二種類のカラスについて調べてみたいと思います。
二種類のカラス
日本で日常的に見ることが出来るカラスはこれからあげる二種類です。
ハシボソガラス
体調50cm、田舎の方に多く、都会ではあまり見られません。
見た目は小柄で可愛いのですが、鳴き声はガァガァと濁り、身体を膨らませて天を仰ぐお辞儀を繰り返しながら絞殺されそうな声を出します。
ハシブトガラスに比べると身体が小さいため生活圏の重なるところでは、ハシブトガラスにいじめられたり、餌を横取りされたりします。
その分彼らは学習の能力が非常に高く、クルミを車に轢かせて割ったり、線路に石を置いて騒ぎを起こしているのは大概このハシボソガラスです。
ハシブトガラス
ハシボソガラスに比べると一回り大きく、特徴的な頭は羽毛が逆立ってモヒカン状態となっています。
鳴き声はカァカァとよく通り、力も強く、性格はずうずうしく、好奇心が強いのです。
都市部に住んでいます。
カラスの五感
カラスの五感とはどんなものでしょう。
視覚
人間よりも視力が良く、色の識別方法も異なります。
人間は赤、緑、青、の三色で識別していますが、カラスはこれに紫外線を加えた四色を識別しています。
聴覚
可聴域は人間よりも狭くので、人間の聞こえない音はカラスにも聴こえません。
臭覚
人間よりも劣っています。
餌は臭いではなく、目を使って餌を探しています。
味覚
味を感じる味蕾は人間よりはるかに少ないのですが、味を感じることは出来ます。
畑による食害で、糖度の高い果物や作物を好んで狙うのです。
まとめ
日本に住むカラスは主にハシボソガラスと、ハシブトガラスにですが、その他に、北海道に渡り鳥で、ワタリガラス、九州にミヤマガラスとコクマルガラス、迷鳥のニシコクマルガラスとイエガラスを含めると計7種類が記録されている。
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