日本でよく見かけられるカラスはたったの数種類だそうです。
世界にはどんな種類のカラスがいるのでしょうか?
またどの国や地域に分布しているのでしょうか?
今回は、世界のカラスについて調べてみました。
世界のカラス
カラスの仲間は実に多彩です。
スズメ目カラス科の鳥と、スズメ目フエガラス科の鳥がいます。
世界には130種類以上います。
カラス科はニュージーランドと南極以外に広く分布されていて、フエガラス科の鳥はオーストラリアとニューギニアに固有な鳥です。
ニュージーランドにもかつては生息していましたが、現在では絶滅してしまったそうです。
日本ではカラスというと真っ黒なイメージがありますが、世界のカラスの仲間には実にカラフルです。
特徴のあるカラス
たくさんの種類のカラスの仲間の中には、高所生息記録保持者がいます。
それは「キバシガラス」です。
ヨーロッパアルプスやヒマラヤの高山に住んでいて、8235mの高さで観測されている鳥類の高所観察記録です。
スズメ目最大の鳥は「ワタリガラス」です。
全長は69センチもあり、アメリカの先住民達はこの鳥が世界を作ったという伝説があります。
北極を中心とした北半球に住んでいて、冬に北海道にも渡ってきます。
日本にも生息する、「カケス」はスズメ目カラス科ですが、真っ黒ではなく頭のてっぺんまでが白と黒のまだら模様で、喉、腹は白色。
目の周りや尾羽は黒く、後頭部、背面、胸部は葡萄褐色。
羽の色が美しく特に基部は黒、白、青がダンダラ模様を作っています。
その他、カラフルなカラスの仲間には、ヘキサン、ズキンガラス、タイワンオナガドリ、ハイイロホシガラスなど、全身が黒くないカラスも多くいます。
まとめ
世界のとても広い範囲に、多くの種類のカラスがいることがわかりました。
その姿は黒だけでなく、様々な形、色があります。
ニュージーランド、南極以外には広く分布しているので、海外に行った時には、カラスに注目するのも面白いですね。
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