皆さんは、カラスについてどのくらい知っていますか?
朝はゴミを漁りに来る・鳴き声は「カアー、カアー」・光るものが好き、などカラスが活動している時間帯のことはたくさん知っていますが、カラスが夜になるとどこにいるのか・いつ寝ているのかなどは意外と知らない人も多いのではないでしょうか?
そこでカラスの睡眠のあれこれを調べてみました。
夕方にはお家に帰る?以外と健全な生活
カラスは、朝から夜にかけて活動を行う昼行性の鳥です。
なので夕方から夜にかけて、ねぐらにしているところに帰ります。
大抵は日中に活動している街中から何キロか離れた大きな森林や森のある寺社仏閣などで、集団になってねぐらを作ります。
そして夜になると眠ります。
しかし、私たちと違うのは睡眠時間です。
カラスをはじめとする鳥類全般は一度の睡眠時間が短く、その割合はノンレム睡眠が長く、レム睡眠が非常に短いということです。
レム睡眠は浅い眠りのことで、夢を見るのはこの睡眠状態の時です。
ノンレム睡眠は深い眠りのことを言います。
つまり人間で言うと、ほとんど夢も見ずにぐっすり眠っているということです。
鳥の平均寿命は10〜20年ほどなので、効率的に睡眠を取るように進化したのでしょう。
寝姿はくちばしを前に突き出し首をすくめた状態で眠っています。
カラスは基本的につがいで行動しますが、眠る時は体をくっつけないで眠るようです。
ちなみに多くの鳥はこのぐっすり眠った状態でも、単純な行動を反射的に行うことができるのです。
例えばカモは眠りながらでも泳ぐことができ、また渡り鳥などは飛びながら眠ることができます。
このカラスは非常に早起きなことでも有名です。
その起床時間は0時〜4時です。
雀も早起きで知られていますが、その雀よりも早くに起きているとは驚きです。
これはどの鳥よりも早く起きることで餌をより多く確保し、また仲間のカラスに分けるためだと考えられています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カラスは非常に規則正しく生活している、意外と真面目な鳥だったようですね。
カラスに対する印象が少し変わりました。
皆さんはどうでしたでしょうか。
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