カラスと聞くと、大人になって大きな声で鳴いているイメージしかないという人がほとんどです。
カラスの卵について詳しく知っている人は本当に少数です。
しかし、調べてみるとなかなか面白いですし、周りにいるカラスに少しでも愛着が持てるようになるかもしれません。
カラスの卵の色や数は?
カラスの卵を直接見たことのある人はほとんどいませんし、周りで母親ガラスがガードしているので近づく事は難しいです。
研究資料によると、カラスの卵の色は白ではなく、少し緑がかったような濃い色になっています。
そして、黒い斑点のような模様がついています。
少し不気味に感じるような柄ですが、大人になった時の姿を想像してみれば納得がゆく卵の色です。
数についての資料を見てみると、基本的には1日に1個、トータルで5個前後の卵を産みます。
3月になると繁殖期になるのでカラスの卵が産み落とされるのですが、残念ながら全ての卵から無事に成長できるわけではありません。
カラスの害敵というのは想像がつきませんが、実際に巣立っていく鳥は、1つの巣に対して1羽というのが現状です。
理由についてはっきりと解明されているわけではありませんが、無事に孵化しない卵も多く、カラスといえどもなかなか大人になるまでの道のりは甘くありません。
無事に成長しているカラスは非常に低い確率で成鳥になったということです。
まとめ
カラスの卵の情報というのは非常に貴重です。
そもそも興味が無いという人が多いです。
しかし、卵について調べてみると、親鳥が一生懸命育ててやっと1匹のカラスが巣立っていくというストーリーを知ることができます。
そう考えてみると、カラスを大切にしてあげたいとも思うのですが、鳴き声やフンの被害に遭っている人にとってはそんな生易しいものではありません。
うまく人間に迷惑をかけないで生きてくれていれば良いのですが、学習能力の高いカラスなので、人間の近くには美味しいものがあるというイメージは拭い去れないでしょう。
どのように撃退するかという試みがいろいろと行われていますが、どのカラスにも有効な方法は発見されていません。
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