住まいの環境や通った道のせい、偶然たまたまなど様々な原因はあるかと思いますが、カラスのふん被害にあったことってありませんか?
家の壁、ベランダの手すり、頭(これは本当に最悪ですが)、本当に嫌ですよね。
私は普通に歩いているとき、カラスのふんを上から落とされて頭に命中したことがあります。
その時の悔しさといったら本当に計り知れません。
でもみなさん、ふと疑問に思ったことはありませんか?
「カラスのふんはどうして白いのか?」ということにです。
普通ふんといったら茶色ですよね。
どうして鳥だけふんが白いのでしょうか?
というわけで今回は、カラスのふんの真実について調べてみました。
本当はふんじゃなかった?
調べてみたところ、カラスのふんが白いのは(カラスに限らずですが)彼らが卵生であるためだそうです。
アミノ酸は動物が生きていくために欠かせない物体です。
しかし、そのアミノ酸を分解した後にできるアンモニアは生き物にとって大変有害です。
もちろん人間にも。
そのため生物は必ず排泄をします。
その有害なアンモニアをどう排出するかは、動物の種類によって違いがあるそうです。
人間などの哺乳類は体内で尿素に変えてから排出しますが、カラスなどの鳥類はアンモニアを尿酸に変えるそう。
卵から生まれる彼らは、ヒナになるまで外部にいらないものを排出できませんよね。
だから尿素と比べて水をほんの少ししか使わない結晶の形でためておける尿酸の方がいいそうです。
まとめると、私たちがふんと思っていたものは実は「尿」だったのです。
尿酸は水に溶けない白色の結晶であるため、白く見えるのだそう。
哺乳類とちがって彼らには膀胱がなく、「おしっこ」を出す際に同時に「ふん」もしているそう。
掃除方法は?
仕組みが分かったところでふん(なじみのいいふんとして表記しますが)がいやなのは変わりませんよね。
またかれらの排せつ物には多量の雑菌と寄生虫がいるためむやみにさわったりするのはよくありません。
手袋、マスク着用でふんに熱湯をかけ、カビキラーやキッチンハイターなどでふやかし、キッチンペーパーなどでふき取るのがいいそう。
その際必ずふんにふれたものは廃棄、または熱湯消毒してくださいね。
また、病気などは経口感染がほとんどなので、ふんを掃除した後は手をあらってください。
まとめ
いかがでしたか?
ちょっとした雑学を知ってしまいましたね(笑)
また、ふんには危険なダニなどがいることがありますので、絶対素手では触らないでください。
正しい対処で身を守ってくださいね。
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