私達の身近にいる野鳥に、カラスがいます。
カラスといえば、怖いとか、ゴミを荒らすとか、うるさいとか、あまりいいイメージがなく、苦手な人も多いでしょう。
カラスは本当に賢くて、よく見ると顔だって可愛い鳥です。
しかし、カラスの研究家は少なく、その行動の多くは明らかなっていません。
謎の多いカラスには、ある噂があります。
それは、「カラスは光るものが好き」というものです。
なぜカラスは光るものが好きと言われているのでしょうか?
カラスは本当に光るものが好きなのでしょうか?
これから、カラスの「光りもの好き疑惑」について、探っていきたいと思います!
とっても賢いカラス
多くの鳥の仲間の中でも、1番賢いと言われているのがカラスです。
ほかの鳥とは脳の構造が全く違い、考える力・記憶力などが優れています。
カラスはとても器用に物を蹴ったり、何かに乗ってみたり、物をくちばしでくわえて何かをしたりしますが、この行動こそがほかの鳥にはない「遊ぶ」行動なのです。
遊ぶということは命を守る以外の行動で、これはカラスの考える能力が柔軟なことを表しています。
カラスが遊ぶ姿は、カラスの知能が高いことの証明になっているのです。
カラスは光るものが好き?
そんな賢いカラスですが、光っているものをくわえていたり、集めていたりするのを見かけたことはありませんか?
これはカラスの習性の一つなのですが、光るものが好きだから集めている、という意味とは少し違うようです。
カラスに限らず、鳥は硬いものでくちばしを研ぐことがあります。
その硬いものとしてカラスは光るものを選びます。
なぜ光るものなのかというと、カラスは光るものを見つけやすい目をしているからです。
カラスは光るものを見つけやすいため、光るものに敏感に反応するということです。
光るものがあれば興味を示し、どんなものなのか調べたりする延長が遊びに繋がるようです。
カラスは目の構造上、光るものに敏感に反応し興味を示すため、光りものが好きだと見られていたというわけです。
まとめ
カラスが光るものを集めているように見えたのは、カラスの目の構造による行動で、好きだからという理由ではなかったのですね。
中には本当に光りものが好きな、オシャレなカラスがいるかもしれませんが・・・。
賢いが故に人間にとって迷惑だと思われがちなカラスですが、見ようによっては可愛い鳥です。うまく共存していきたいですね。
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