突然ですが、カラスのヒナを見た事がありますか?
朝は早起きでゴミを荒らして散らかしたりカァーカァーと鳴いてうるさかったりとカラスを見る機会は日常に良くある光景ですが、カラスのヒナはあまり姿を見る事がありません。
たまに巣から落ちて飛べないカラスの子供を見掛ける事がありますが、保護しても良いものか悩んだ事はありませんか?
そこで巣から落ちてしまってはぐれたヒナを保護しても良いのか保護した場合どうするのか調べてみました。
落ちたヒナを見つけたら?
いくら人間にとってカラスは憎いとは言え、巣から落ちて飛べないで弱って居るヒナを見て見ぬふりも出来ないし、かと言って保護してもどうして良いか分からない。親カラスが近くに居たら攻撃される事もあるし何かと厄介ですよね。
実はカラスのヒナが巣から落ちて飛べないでいるのは巣立った時と言われています。
孵化してから約1ヶ月間は親が餌をたっぷり与えます。
ある程度の成長がみられると親カラスは餌の量を減らし満腹にさせない様になってきます。
この時に、空腹でたまらなくなったカラスの子供は巣から出ていき自立を始めるのですが、飛べないカラスの子供は巣から落ちて下でパタパタしています。
親カラスは近くで子供の様子を見ているので危険が近付くと攻撃をしてきますので、可哀想ではありますがカラスのヒナが落ちていても保護はしないで下さい。
怪我をして親も見えない時は?
まれに親がいない隙に落ちて猫や犬などに怪我をさせられて弱っているカラスの子供も居ます。
何かの拍子で巣のある場所から離れてしまったりすると生きていけなくなる事があります。
本来、保護してはいけない鳥獣とされてますが、怪我をしていて猫や他の動物に危害を加えられそうな時は元気になるまで一旦、保護してあげる事は出来ます。
怪我が回復し元気になってきたら保護した場所の近くに戻してあげます。
戻すと言っても、1度は親カラスから離れて人の世話になっているので飛び方や餌の取り方など覚えていない事が多いので鳥カゴなどに入れ保護した場所の近くに戻し、親が近寄ってきたのを確認してから鳥カゴから出して放してあげましょう。
まとめ
可哀想ではありますが、巣から落ちたカラスのヒナは保護しないでおく方が良いでしょう。
近くで親カラスが巣立とうとしているヒナを見ている場合が多く下手に近付くと親カラスから攻撃を加えられてしまう事があります。
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