真っ黒で不気味な雰囲気を持つカラスですが、肉の色まで黒いのでしょうか?
一般的に持たれているイメージだと中身まで真っ黒なのではないかと考えてしまうほど、黒色というイメージが定着しています。
人間に害を及ぼすといわれているカラスですが、食べることができれば一石二鳥だと考えている人もいるはずです。
カラスの肉の色は黒なの?
真っ黒のイメージで知られているカラスですが、実際に黒いのは外側だけで、鶏肉のようにさばいた形にすると、普通のお肉の色です。
羽の部分や皮の部分が黒いだけで、中身は他の鳥と大差がありませんので、驚いてしまう人も多いです。
特に小さい子は、カラスの中身まで黒いと信じていますので、皮を剥いである写真を見ると驚いてしまいます。
そもそも、なぜこのような情報があるのかというと、東京ではとにかくカラスの被害がすごいので、食肉として活用できないかと考えられたのです。
残念ながら実験段階の時点で終わってしまった試みですが、皮を剥いだ状態になれば鶏肉と見間違うほどの綺麗な色です。
試食まで行われていて、一般的に流通していないところをみると、やはり味は鶏肉の代わりにはならなかったということでしょう。
色が黒でなかったというだけで、独特の匂いなどが残っていたのかもしれません。
退治しながら食用にされる動物はたくさんいますが、カラスはなかなかそのような活用の仕方が見つからない鳥類です。
中にはカラスの肉を食べたいという人もいるのかもしれませんが、一般的な感覚を持っている人なら、あの真っ黒なカラスを想像しただけで食欲が失せてしまうでしょう。
しかもゴミをあさっているというイメージが強いので、ゴミが餌となっている鳥を食べたくないと語る人も多いです。
まとめ
カラスは食欲を減退させるような肉の色ではないのですが、あまりにもポピュラーな鳥なので、やはり黒い姿を思い出してしまう人が多いのです。
それだけ強烈な印象を与えているというのはすごいのですが、農家の人やゴミ集積場の近くに住んでいる人にとっては迷惑な鳥であることに違いありません。
そのイメージが強すぎるので、食用肉として使われるには何か大きな発想の転換が必要です。
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