カラスがよく集まって行動をしているように見えますが、カラスの習性なのでしょうか、カラスの習性とはどんなものなのでしょうか、調べていきたいと思います。
カラスは集まって眠る
ハシブトガラスやハシボソガラスは、夜間大きな森に集まって眠る習性があります。
特に冬の時期は大集団で眠ります。
繁殖期の春から夏にかけては、子育てをしている親鳥は営巣木で眠るが、若鳥は一年中集団で眠ります。
どうして集まらないと眠れないのでしょう。
集団で眠るのはカラスだけではなく、多くの鳥がそのような習性を持っています。
その理由ははっきりとわかっていません。
いくつか仮説が立てられています。
天敵から身を守る仮説
無防備に寝ている時の安全面から、たくさんで集まって眠れば、仮に天敵が来た時に誰かがいち早く発見し、群れで非難することができるため。
情報センターとしての役割の仮説
集団で眠るのは、集団情報センターとしての機能があるのではないかとも考えられています。
美味しい場所を知っているカラスの後を付いて行けば自分も美味しいものが食べられる。という事で集まっているという説。
カラスの食べ物の探し方
カラスはどうやって食べ物を探すのでしょうか?
目でさがすのでしょうか?
それとも臭いで探すのでしょうか?
高い所からさがす
高い場所から下を見て、食べられそうなものを探します。
安全を確かめて下に降ります。
ゴミ袋など食べられそうなものを目で見て探します。
この時に赤色など肉色にちかい色を食べられるものの目安にしているという説もあります。
臭いは全く関係ありません。
食べ物を見つけたら、ピンポイントで、むやみやたらに袋を破かないで効率よく食事にありつきます。
最後は安全な場所でゆっくり食べます。
カラスは臭いがわかる?
なぜ、中身が見えないビニール袋の中身がわかるのでしょう。
やっぱり臭いが分かるのではと思ってしまいますが、答えは学習してしまったからです。
カラスは袋の中には食べ物があることを経験的に知ってしまい、学習したのです。
まとめ
カラスは臭いに鈍感であることが分かっています。
目で見て学習して食べ物の在りかを分かるようになったのですね。
黒くて不気味に思われるカラスですが、とても頭が良くて、仲間意識の強い生き物です。
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