厄介者のカラスですが、夜間になるとあまり目にすることはありません。
日中あれほど見かけるカラスは、ふんだんどんな日常を送っているのでしょう。
そこで今回は、カラスの一日にスポットライトを当てていきたいと思います。
カラスの一日について
都会や田舎を問わず、人間はカラスから多大な迷惑を被っています。
カラスの日常生活を知ることで、また新たな対策を練ることにつながるかもしれません。
さっそくですが、これからカラスの一日を追ってみることにしましょう。
活動する時間は？
ここでは地方都市のカラスに焦点を当てて紹介していきます。
朝は、住宅街や繁華街から出たゴミを漁って食べ回ります。
カラスの視点で表現すれば、街の中をきれいに掃除していることになります。
日が高くなると、身を隠す場所のある樹木の多い公園などで過ごします。
昼間の公園にカラスが多いのは、エサとなるものがたくさんあるからです。
時にはハトのエサを横取りして食べてしまうことも珍しくはありません。
知恵を働かせて労力を使わずに、食べ物を得ることにカラスは長けています。
活動しない時間は？
夜間になるとねぐらで群れになって寝ているので、あまり活動的ではありません。
しかし、全く活動しないということはなく、繁殖期や子育て期であれば夜であっても起きていることはあります。
ねぐらとなる場所へ帰ってくるのは、多くの場合、日が暮れる一時間前です。
晴れの日に比べて、曇りや雨の日は帰りが早いため、外の明るさが関係しているとも言われています。
巣へ一斉に一団となって帰るのではなく、オスとメスがそろって巣へ帰っていきます。
ですから、ねぐらはカラスにとって一種の集合住宅のようなものなのかもしれません。
まとめ
カラスが活動的なのは太陽が昇っている間で、日が沈むと街中へ顔を出すことは少なくなります。
カラスは頭を使って、あの手この手でいろんな方法で食べ物を探し出します。
とても効率的に無駄のない生活をしているなと感心させられると同時に、びっくりしました。
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