カラスはどんな習性を持っているのでしょう。

カラスの営巣はどんな物なのでしょう。

調べていきたいと思います。

カラス 賢い

カラスの種類

都会にはハシブトガラスとハシボソガラスの二種類がいます。

区内で見られるのはハシブトガラスです。

ハシブトガラス

くちばしが太く、額がでっぱって見えます。

カァカァと澄んだ声で鳴きます。

ハシボソガラス

くちばしが細く、額がなだらかに見えます。

ガァガァと濁った声で鳴きます。

カラスの食べもの

雑食系で、果物、小動物、昆虫、生ごみ、他の鳥類の卵や雛など色々な物を食べます

特に都会では生ごみが食料になっています。

カラスの特徴的な習性として、余った食べ物を木の穴や石の下に隠す貯食があります

都市部では植木鉢の中やエアコンの室外機の陰などを隠し場所として利用していることがあります。

巣作り

カラスには、巣を作り子育てをするため、つがいで暮らす時期と集団で行動する時期があります。

3、4月は巣材を運び、巣作りをする時期です。

4、5月は産卵し、卵を温める時期です。

5、6月は卵が孵化し、雛を育てる時期です。

6、7月幼鳥の度たちの時です。

繁殖期は、カラスは集団で森の中で寝床を形成します。

その規模は冬季に大きくなるようです。

巣の材料

カラスは大きな樹木、鉄塔など人間から離れた高い所に巣を作ります

巣の外側は小枝や木片のような硬い素材です。

卵を産み雛を育てる内側は動物の羽毛や藁のような柔らかい素材を利用しています。

直径50センチから80センチ、厚さ10センチほどの皿状の大きさに作ります。

都市部では、街路樹や高架水槽などに巣作りをしています。

巣の材料も針金のハンガー、ビニール袋など、自然界にないものを使っています。

子育て

カラスの卵はくすんだ緑色を帯びた黒褐色に黒い斑点模様が付いていて、うずらの卵ほどの大きさです

20日程でふかします。

雌が卵を抱き、雄はひたすら雌に食べ物をはこびます。

雛が孵ってから巣立つまでの約一か月、雄と雌両方が餌を運び雛のせわをします。

巣立ってからも1週間から2週間は親から食べ物をもらって家族単位で生活をしますが、その後は独立して集団に入ります。

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まとめ

カラスの産卵は年に1回ですが、途中で巣を落とされたり、卵を取られたりした場合、稀ですが、もう一度やり直すこともあります。

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