皆さんはカラスの目をよく見たことはありますか。
よく見てみると、稀に目の青いカラスに遭遇することがあります。
そこで青い目をしたカラスについて調べてみました。
実は青い目は子供の証だった?
まだあまり上手く飛ぶことのできないカラスの目を見ると、必ずと言っていいほど目が青いです。
その理由はまだ巣立って間もない幼鳥だからです。
幼鳥は、虹彩が淡いので目が青く見えます。
大人になるにつれて虹彩の色が黒くなっていきます。
また幼鳥の特徴として、顎と口の中が鮮やかな赤色をしていて、鳴き声は「カー、カー」ではなく「コ(ホ)ワー、コ(ホ)ワー」というような少し角の取れたような鳴き声です。
カラスの雛は拾わないで!
道や公園などでたまに小さなカラスの雛がうまく飛べなかったり、迷子になっているように見える場面に遭遇したことはありませんか。
こういった場合、助けたくなる方もいるかもしれませんが迂闊に手を出してはいけません。
これは巣立ちに失敗した時や雛が巣ごと落ちた時に起こるものですが、雛が生きていればカラスの親は大抵近くにいて餌を与え続けています。
そして雛を見守っているので、人間が助けようというつもりで近づいたとしても親のカラスからすれば雛を狙う敵と認識され、最悪の場合攻撃を受けてしまいます。
また雛は、親鳥についていこうと飛ぶ練習をしていることも多いのでかえって邪魔をしているかも知れません。
しかし、中には人間の治療なしには回復しない怪我を負っている場合もありますので、そういった時には各県の動物保護担当の窓口や、保護施設などに連絡を取ると良いでしょう。
また万が一雛を保護する場合は、親鳥が探しに来れるような簡易的な巣を作ってあげましょう。
カラスの雛を拾い献身的な飼育を続けた結果、その人に懐くという事例もあるようです。
とはいえ、元は野生の生き物なので安易に育てることはおすすめできません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
目の青いカラスは幼鳥の証だったんですね。
皆さんも一度カラスの目を観察してみてはいかがでしょうか。
ただあまり見つめ過ぎると警戒されてしまいますが…。
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