夕方頃に空を見上げると、カラスが集団でねぐらに帰る「塒飛行」を見る事が出来ます。

また、早朝には逆に同じ方角から餌場に向かう様子を見る事がありますが、どちらも直行はせずに途中で仲間と集まってから再び集団で目的地に向かいます。

カラス 集まる 場所

カラスは集まる事をする

カラスはねぐらを形成する習性があり、繁殖期中のつがいも縄張り内で過ごします。

また、ヒナが巣立ちした後も子供と共に夜には塒へ集まることをします。

特に繁殖年齢に至らない若いカラスや、縄張りを持てない個体は群れを作って行動します。

カラスは良く集まることをしますが、これは群れる事で危険を回避し、情報交換も行っているものと思われます。

また、一羽のカラスが亡くなった際に仲間を集めてお葬式をすると言うような都市伝説的なところもありますが、実際、仲間が亡くなった場所に集まってくる事は確認されています。

環境科学の博士号を取得中のカエリ・スイフト氏によると、カラスなどの大型の鳥は知能が高く仲間を呼び合い絶命した仲間の周辺に集まる習性があり、その絶命が起きた場所を確認して、同じ場所を避けるべきかどうかを見極める為に集まるのだと言う事です。

しかし真実性はどうあれ、仲間の絶命に対して認識できている事は確かなのですね。

スポンサードリンク

集まる場所について

カラスは餌場からねぐらに飛んで行く「塒飛行」の習性がありますが、一気に塒に入るわけではなく途中で採食場や水浴び場へ立ち寄る行動をとり、牧場や収穫後の畑には集まりやすいとされています。

また、塒近くのビルや電線にも沢山のカラスが集まる「就塒前集合」と呼ばれるような集まりをするようです。

ここで一日の出来事や様々な情報交換などが行われているのか?どうなのか?

カラスに聞いてみない事には分かりませんが、カラスは良く集まる事をする鳥である事は理解できました。

また、鳥に限らず全ての生き物の生きる目的は子孫を残す事と餌を食べること、そして身を守る事にあることから、生きるために必要な餌のあるところには集まると言う事です。

まとめ

都会などにはゴミの量も多い事から、雑食であるカラスにとっては最高の餌場であると言えます。

当然ながらカラスは集まる事は間違いないでしょう。

カラスの被害は年々増えているため、ゴミの対策を考える必要があります

スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事

スポンサードリンク