動物は、人間よりも五感が敏感で、地震などの察知にも優れていると一般的に言われています。
今回は、その中でもカラスの地震の予知力について調べてみました。
地震の前兆現象
カラスの大地震の前兆として言われているのは幾つかあります。
まず、カラスが輪を描いて飛んでいる、ということです。
カラスは大変頭の良い動物です。
危険回避能力も人間よりはるかに高いそうです。
そんなカラスが大地震のまえになると輪を描いて飛ぶという行動を起こすらしいです。
理由については不明ではありますが、大地震の前にカラスのこの行動の目撃例が数多く見られます。
中には20羽以上のカラスが円を描いて飛んでいるところを見た人もいるようで、普段ではみられない異常行動ですね。
次に、夜中にカラスが鳴く行為です。
科学的な根拠があるわけではありませんが、大地震の前にカラスが異常に鳴いているという例はたくさん検索されます。
おそらく電磁波のようなものをキャッチするのではないか、とも言われています。
それから、カラスの大群です。
普段は何羽かで追いかけっこのようなことをするカラスですが、一度に大群をみることはあまりありません。
そんなカラスが大地震の前に、大群でランダムに飛んでいるという説もあります。
その他の動物の地震予知
地震を予知するのはカラスだけではありません。
ほかにもたくさんの前兆報告があります。
たとえば、
・犬が異常に無く、噛み付く、餌を食べなくなる。
・猫が地震直前にいなくなる、高い木にのぼる。
・ナマズが暴れる。
・クジラやイルカが大量に打ち上げられる。
この他にも、リス、ネズミ、うさぎ、ミミズ、蛇、モグラ、牛などで数々の異常行動が報告されております。
まとめ
地上に生息している動物よりも、地中や海中に生息している動物の方が感知が早い、大きな動物よりも小さな動物の方が感知するのが早いなどという報告もあります。
これは電磁波がプレートの摩擦で発生することと関係があるのではないかとも言われています。
これらが解明され大地震の余地ができるようになれば、多くの命が救われるでしょう。
しかし、今の人間界の科学を持ってしても、未だ解明することのできない自然界は、やはり偉大なものなのですね。
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