カラスを見かけたら不吉なことが起こる。
よく言われることですよね。
姿が真っ黒で大きく、「カー、カー」と不気味に鳴くことから、「カラス=不吉」というイメージがあります。
カラスは本当に不吉な動物なのでしょうか。
今回はカラスの迷信について調べてみました。
カラスにまつわる迷信
・カラスを見かけると不吉なことが起こる。
・カラスが家の上を飛ぶと、その家の人が亡くなる。
・カラスが大騒ぎをすると地震が起こる。
・葬式があるとカラスが気味が悪い声で鳴く。
・カラスの鳴き声は呪いの呪文
などなど。
少しカラスがかわいそうになるくらい、不吉な迷信はいくつもあります。
カラスは本当に不吉な動物?
そもそもカラスは、世界各国で神話に登場するような神として崇められる存在でした。
太陽の黒点から現れたとされるカラスは、太陽の神の使いとしてこの世にやってきたと多くの神話で語られています。
また、カラスはゴリラと同等の知能を持つと言われている優れた頭脳をもった動物です。
そんなことから、人間から一目置かれた動物なのです。
しかしながら、雑食であるカラスは、動物の亡骸に群がります。
戦争時には、多くの人間の遺体にもカラスが群がったと言われています。
そんなことから、カラスは不吉な動物としてのイメージが出来上がってしまったのでしょう。
アメリカの映画やアニメなどにも、しばしば魔女の使いなど不吉な動物として登場することが多いです。
実際にはカラスを見かけても不吉なことが起こるわけではないし、人が亡くなることもありません。
カラスが大騒ぎをする原因は多々ありますので、それだけで大地震が来るということもないでしょう。
まとめ
カラスにはその姿や鳴き声から不吉な迷信がいくつもありますが、あくまでそれは迷信で実際にはそのようなことは一切ありませんというのが答えです。
カラスは一夫一妻制で、夫婦で協力して一生懸命子育てをする愛情ある鳥です。
人間とさほど違いはありません。
人間に対しても攻撃はしませんが、繁殖期から巣立ちのころまでの親ガラスは警戒心が強いので騒いだりときに人間を追い払おうとして攻撃をしてくることもありますので注意が必要です。
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