カラスの餌探しといえば、ゴミ置き場が多いのではないのでしょうか?

カラスは嗅覚は発達しておらず、目で食べ物を探しているようです。

なんでも食べるようなイメージがありますが、辛いものなどの刺激物は苦手としているようです。

調達した食べ物はどうするのでしょうか?

カラス 餌 隠す 埋める

食べ物を見つけたら隠すの?埋めるの?

カラスは食べ物を見つけるともちろん食べますが、食べきれないものはその後あちらこちらに隠します。

貯食といって漢字からみてもわかるように、食べ物を貯めておくのです。

どれくらいというよりは、貯め込めるときにためるという行動をとります。

食べ物が見つからないように、上に葉っぱや草をかける行動も見られます。

カラスは隠した場所を忘れたりはしません。

100箇所以上隠した場所を覚えており、腐りそうなもの、腐りにくいものも区別して記憶しているというのですから凄いとしかいいようがありません。

貯食したものは腐りそうなものから食べていくということで、カラスはしっかりものということがわかります。

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カラスの貯食場所は?驚くべき行動について

地面はもちろんのこと、自分の古巣、樹洞、木の枝の上、建物の隙間、電信柱のパイプ穴、信号機などがあげられます。

公園で餌を見つけたカラスは、すぐに地面の中に埋めて落ち葉を被せたといいます。

沢山の餌が目の前にある場合は、喉に詰めるだけ詰めて飛んでいってしまうようです。

一体どこに向かったのでしょうか。

貯食する理由としては、食べきれないから保管する、餌が少ない時期に掘り出して食べるなどの目的によるものです。

貯食は冷蔵庫にいれているような感覚なのでしょうか。

ある場所に貯食したものの、他のカラスに見られてしまった場合はこっそり場所を変える行動もするようです。

カラスの驚くべき行動ですが、硬い物を自分で食べるのが困難なときは道具を使います

有名な話ですと、クルミを車の通りそうな場所に置き割ってもらうというもの。

海岸地域にいるハシボソガラスは固い貝を高いところから落として食べます。

貝が割れやすいものを選んでいるようです。

カラスの好物のドックフードや木の実などは、水つけてふやかしてから食べます。

くちばしが届かない器に水や餌がはいっているのを見つけると、石を入れて水位をあげます。

まとめ

カラスは食べきれない餌は貯食します。

100箇所以上隠した場所を記憶し、腐りやすいもの腐りにくいものを区別します。

悪くなりそうなものから食べていく。

刺激物は苦手でドックフードが好物です。

隠しているときに別のカラスに目撃された場合は、あとでこっそり場所を変えることもあります。

硬くて食べることが困難な時は考えて行動します。

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