よく日本の街はカラスが多いと言われております。
日本を訪れた外国人観光客の中には、あまりのカラスの多さにビックリしたという方もおられます。
確かに、カラスは外に出れば毎日嫌でも目にする最も身近な生き物ですよね。
それなのにカラスは人間にとても嫌われておりますよね。
カラスが好きだという人はかなり少数派なのではないのでしょうか。
そこで今回は、なぜ日本にカラスは多いのか、なぜカラスは嫌われているのか、その理由を調査してみました。
なぜ日本にカラスは多いのか?
これについては、様々な説が飛び交っております。
まずは、日本の国土はほとんどが森林で囲まれております。
カラスは主に森林に生息をしており、正に日本の環境はカラスにとって過ごしやすいものなのです。
海外でも、森林が多い地域ではカラスが多いです。
逆に、木々が少ない草原等にはカラスが少ない傾向にあります。
日本の都市部にも木々が覆い茂っている場所が多く、さらには都市部においてはカラスの食料となるゴミが豊富にあるため、近年進む都市化の影響によりカラスが増えたのではないかと言われております。
こういった状況と合わせて開発によって森林が減っていった事も影響し、カラスが都会に進出していったため、カラスが増えて多くなったように見えるのではないかと言われております。
カラスが人間に嫌われている理由
おそらく最大の理由は、ゴミを漁る、農作物を荒らすといった被害があるからでしょう。
カラスは雑食性のため、何でも食べます。
自分達が食べられる物が豊富に転がっていたら何であろうが食らいつきます。
また、他の鳥や動物の亡骸にたくさんのカラスが群がってついばむ姿が気持ち悪く写るため、嫌がられるのかと思います。
また、街中を飛び回っている鳥の中でも体が大きく、基本的に性格もよろしくないのも要因かと思われます。
子育てシーズンになるとあの大きな体で威嚇をしてくるので、恐ろしいですよね。
鳴き声も汚らしく、うるさいため嫌われる要素の1つでしょうね。
街中に多く見られるので、そのような行いが目立って見えてしまうのも、嫌われる方向へ加速させたのかもしれませんね。
まとめ
カラスは日本人にとって最も身近な鳥と言っても過言ではありません。
それだけ人間の生活圏に入ってきていると言う事です。
それ故に、彼らの悪い部分が大きくクローズアップされやすくなったのでしょう。
ただ、カラスが多くなった要因は私達人間にも責任がある事を忘れてはなりません。
カラスに対して隙を見せないようにする事が、彼らの迷惑な行動を防止する対策になり得るでしょう。
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