カラスがハンガーを必要とするのは、巣作りの為です。
つまり巣作りの時期である繁殖期が一番被害を受けやすく、またカラス達がもっとも神経質になっている時期でもあります。
365日警戒する必要はありませんが、一番注意するべき時期はきちんと把握しておきましょう!
カラスの種類と時期
私達が普段目にするカラスには二つの種類あるのをご存知ですか?
一方はハシボソガラス、くちばしが小さくて細く身体は丸めで段差がないのが特徴です。
もう一方はハシブトガラス、くちばしが大きく太めで身体はおでこの部分が出ているように見えるのが特徴です。
くちばしが細いからハシボソ、くちばしが太いからハシブト、なんですね。
さて、ハシボソガラスの繁殖期は3月中旬~7月ほど、ハシブトガラスは4月中旬~8月です。
ハンガー盗難を未然に防ぐには、3月の春先から8月までの期間に重点を置いていきましょう!
カラスは一度巣を作ると同じ場所には作らない?
カラスは古巣は使わないとされ、毎年新しい巣を作るといわれています。
例えばハンガーで綺麗に作られた丈夫な巣が同じ木にあっても、その巣は使わずに新しい巣を一から作ります。
他人が作ったものはおろか、自分で作った巣さえも使わないといわれています。
また、人間が近づいて巣を覗いたり近づき過ぎたりするだけでカラスは巣を置いて逃げていくので、そういった巣にも再び近づくことはないです。
ですが、古巣を使いたがるカラスも居ますので、絶対とはいえないので注意しましょう。
ハンガーだけじゃない!繁殖時に注意すること。
ハシブトガラスは3~7月、ハシボソガラスは4~8月に掛けて繁殖期に入り巣作りをします。
このとき、巣を作られたからと言って作っている巣を直ぐに撤去するとカラスは再び巣をつくりはじめ、そして一度壊されたことにより更に神経質になります。
つまりカラスを煽ってしまい、襲われる可能性も高くなります。
何度も被害が出ているなら考えなければいけませんが、実害がない場合は放置してあげましょう。
また、庭でペットを飼っていたりベランダに出したりしているご家庭は、その抜けた毛を巣に使う為に集めるカラスも居ます。
ペットの抜け毛はきちんと掃除するようにしましょうね!
まとめ
春先から夏に掛けて、カラスの繁殖時はハンガーの取り扱いやベランダの整理整頓、庭の抜け毛の清掃など…カラス対策として掃除を欠かさなければ未然に防げることが多々あります。
カラス対策のついでに掃除も出来る…いやな事ばかりと考えずに、一石二鳥と思っていれば不思議と面倒ではなくなるので、是非お試しくださいね!
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