カラスは実はとても種類が多く居ます。
その中でも日本で良く見られるカラスは数種類いて都心部などで良く見かける『ハシブトガラス』や農耕地や草原などの多い所で良く見かける『ハシボソガラス』。
利尻島や礼文島でしか繁殖をしないと言われる『ワタリガラス』、冬になると九州へ渡ってくる『ミヤマガラス』など実に多く居ます。
一般的に見るカラスはハシブトガラスやハシボソガラスですが知らない人から見ると同じカラスにしか見えませんよね。
カラスを厄介者と決めつけてしまう前に少しカラスについて知ってみましょう!
カラスの大きさの違い
たくさんの種類がいるカラスですが、その全てが同じ大きさで同じ鳴き方や生活をしているかと言えば違います。
都心部でゴミなど荒らし散らかしている『ハシブトガラス』は体長が約56cm前後で体重が500〜750g程度と言われており特徴はクチバシが太く湾曲していてクチバシから額にかけてのラインがポコンとしています。
対して農耕地や草原などで見かける『ハシボソガラス』は体長が約50cm前後で体重は300〜700g程度と言われハシブトガラスより若干小さめです。
特徴としてはクチバシが細くめの真っ直ぐでクチバシから額にかけてのラインがシュっとしてハシブトガラスと違い緩やかな曲線を描いています。
鳴き方もハシブトガラスは『カァーカァー』と鳴くのに対してハシボソガラスは『ガァーガァー』と濁点がつく濁った鳴き方をします。
繁殖期に産む子供の数は?
3月頃から巣を作り繁殖期になるとカラスは産卵をします。
カラスの巣を真上から覗いて確認をする事はとても難しく危険ですのでハッキリした事は分かりませんが1日に1個ずつ数日間かけて5個前後産むと言われています。
無敵と思われているカラスですが、産卵し孵化して巣立つカラスのヒナの数は半分以下とされ非常に難しいと言われています。
まれに見る巣の近くで落ちてパタパタしているヒナなどを見かけますが、他の動物に狙われたりして命を落としてしまう事が殆どです。
まとめ
無敵と思われているカラスも繁殖し巣立つには苦労もあり難しいと言われてます。
カラスが居てデメリットも多いですがメリットもあります。
一概に厄介者と言えないのかも知れません。
今のあなたにおすすめの記事