頭が良いとされるカラスは、カラス科に属している鳥ですが、賢いのはカラスだけではなく、カラス科に属している鳥は全般的に頭がいいようです。

カラス科の鳥は、行動を起こすときに頭で考えて行動することがわかっています。

カラス科の中には、カササギがいます。

カササギがカラス科であることを知らない人も多いのではないでしょうか。

そこで、カササギとカラスの違いを中心に調べました。

カササギ カラス 違い

カササギとカラスの違いとは?

カササギは、もともとは朝鮮にたくさん生息していたようです。

もちろん日本にも生息しています。

カササギは東洋ではとても縁起のいい鳥とされていたようですが、西洋では魔女のことを示し、カササギを見ると不吉であるとされていたようです。

昔、豊臣秀吉の朝鮮への出兵のときに、カササギが「カチカチ」と鳴いていたことから「勝ち」の言葉につながって、縁起のいい鳥として朝鮮半島から持ち帰り繁殖したというお話があります。

そのために「カチガラス」という名で呼ばれてもいるようです。

カササギの体は背中から見ると黒いですが、お腹の部分はまっしろでツートンカラーをしています。

そんな体の色もカラスとはまったく違いますよね。

カササギもカラスに負けず劣らずとても賢いと言われているようです。

鏡に写った自分の姿を他の動物とは思わずに、ちゃんと自分であることが認識できたことが確認されているようです。

性格もカラス同様に気性が荒いところもあり、縄張り争いでトンビと争う姿を見せることもあるようです。

感心するのは、子供や老人には警戒しないのに、若い男の人など自分に危害を与えようと思われる人には、警戒して近づかないということがわかっているようです。

ただ、体つきはカラスよりも小柄なようです。

また、カラスは集団で群れを作ることが知られていますが、カササギは、群れを作ることはなくペアになって行動することが多いようです。

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まとめ

カササギには七夕に関するお話が残っています。

なかなか会えずに悲しんでいる織姫と彦星の二人を会わせてあげたというお話なんです。

とてもロマンのある話ですよね。

とてもカラスの仲間とは思えませんね。

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