カラスが大嫌いという人も多いですが、その理由について聞いてみると色が関係していることが多いです。
黒くて大きいので、近くで見ると不気味だと語る人がとても多いです。
ゴミを漁る悪者というイメージがある上に、全身黒いという理由で大嫌いになる人がたくさんいます。
もしも、カラスが白かったら?という疑問は多くの人が一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。
実際に白いカラスは存在するのでしょうか?
羽根の白いカラスって存在するの?
真っ白なカラスはほとんど存在しませんが、白い羽根が混ざっているカラスは日本でも見ることができます。
種類はコクマルガラスとホシガラスと呼ばれるカラスです。
コクマルガラスは、お腹の部分が白くなっているのが特徴です。
冬に日本にやってくるので、見る機会もあるかもしれません。
首から上は普段見ているカラスと同じように真っ黒です。
捕食動物から身を守るために、お腹の部分が黒くなったと考えられています。
一方で、ホシガラスは山に生息しているのですが、とても綺麗な見た目となっており、普段わたしたちが見ているカラスとは大違いです。
黒い羽根が中心ですが、班模様に白い羽根が混ざっていて、体長も35センチ前後となっていて非常にかわいい鳥です。
写真を見るだけでファンになってしまう人が多いでしょう。
高い山の中で生きている種類なので、なかなか実際に見ることはできないのですが、白い羽根のカラスも存在するということです。
中には、全身が真っ白のカラスも存在するのですが、それは白色変異などの理由でそうなっているだけで、全身の羽根が白いカラスの種類は発見されていません。
しかし、カラスは真っ黒い種類しかいないと考えるのは間違いであることが分かります。
まとめ
道路にいるのが、ホシガラスだったらカラスもここまでは嫌われないで済んでいたのかもしれません。
普段わたしたちが目にしているのは、ハシブトガラスという種類でかなり大型のカラスであるということが分かります。
黒い色で生き延びたのにはそれなりの理由があるのかもしれませんが、やはり色が与える印象は大きいということですね。
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