洗濯物をしまおうとベランダに出たら、
洗濯物が落ちてぐちゃぐちゃ!しかもハンガーが消えている!
なんてこと、経験がある方も居るのではないでしょうか?
実はこれ、風の仕業じゃなくてカラスの仕業である事の方が多いんです。
カラスが何故ハンガーを持っていくのか、それは巣作りの為なんです。
巣作りの時期
カラスの繁殖期、その中で巣作りをするのは大体が春の3~4月頃。
ハンガーを狙われる場所は、巣の材料になる枝や木の破片などが少ない都会や海辺が多いようです。
都会の並木に巣を作ったのは良かったが、”材料がない!あ、こんな所にいいものが!”とハンガーを取っていったカラスを他のカラスが真似して、それがカラス達に伝わっていったのかも知れませんね。
そして、ただ全てのハンガーを取っていくわけではありません。
実はカラスは針金のハンガーのみを持っていくんです。
ハンガーを持っていく理由
突然ですが、カラスの巣を見たことありますか?
カラスの巣の全長はなんと50~80センチにもなります。
結構大きいですね!
厚さは10センチほど。
木の枝や草などで作られますが、最近ではビニールの紐や人工物が多いです。
その中でもハンガーの率は凄まじいものです。
「カラス 巣」で検索すると、画像の殆どがハンガーで出来た巣だったりもします。
何故ハンガーなのか、それはハンガーの軽さと丈夫さ、そして手に入り易さがあげられます。
細い形が咥えやすいのかもしれませんね。
近くに巣があるかも?
頻繁にハンガーを持っていかれる、ベランダの近くで木のパキパキとなる音が良く聞こえる、家の近くの木や電線に木の枝が沢山置いてある、なんて事はありませんか?
もしかしたらそれ、カラスの巣作り・巣かもしれません。
カラスの巣は近くにあるだけで襲われたり、ハンガーが取られたり被害が出ることがあります。
あまりにも被害が大きな場合はマンションやアパートの管理人、道や道路の木にある場合は市に、電柱にある場合は電力会社に電話してみましょう。
まとめ
カラスも一生懸命、巣を作っています。
ですが人間だって近くに巣を作られて、おまけに警戒されて襲われても困ったもんですよね。
ハンガーもそうですが、ベランダや家の前に不要なものを置かないなど人が出来る対策はやっていきましょう!
そしてカラスの巣を見つけたからと言って、勝手に壊してしまうのは法律で禁止されていますので、くれぐれもお気をつけください。
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