よくツバメが低く飛ぶと雨が降るといわれますが、これって他の鳥にも同じことが言えるのでしょうか。
例えば、高く飛ぶカラス。
集団で輪を描くように飛ぶカラス。
これには何か意味があるの?
カラスの飛行について調べていきたいと思います。
空高く飛ぶカラス
賢いカラスが意味もなく空高く飛ぶはずがない。
きっと何か意味がある、何かの予兆に違いない!と我々は勘ぐってしまう節がありますが。
しかしながら決定的な理由に繋がるものはないようです。
今まで各地でカラスが高く飛ぶ様子が多数目撃されています。
例えば、よく言われるのが地震予知。
何羽ものカラスが輪を描くように高く飛んでいる、または大群で鳴き騒ぐ、という行動が見られたら近々大きな地震が起こるといわれています。
しかしこれには確証がありません。
専門家も科学的に実証されていないことだと伝えています。
人間以外の動物は自然災害を事前に察知する能力があるといわれていますが、カラスの高空飛行に地震予知を結び付けてよいものか、まだ現段階では確定できないことなのです。
また別の理由で昔から言われていることは、カラスが騒がしく飛ぶと雨が降る。
やはり空を生きる鳥たちですから、気象を察知するには敏感なのでしょう。
これは何となく理解できる気がします。
カラスは縄張り意識が非常に高く、自分の縄張りに侵入者が近づくと威嚇・攻撃をすることがあります。
営巣中は特に気性が荒くなっているので、敏感です。
このようなカラスの特性も『高く飛ぶ』ことに繋がる理由に挙げられるかもしれません。
地域性もありますが、カラスの天敵が縄張り内に侵入してくる可能性もありますし、例えば私たち人間も様々な理由でカラスがねぐらにしている場所に不用意に侵入してしまうこともあるはず。
カラスにとっては、侵入者がきた!と仲間同士で騒ぎたてるのでしょう。
空高く飛んで仲間に知らせているのかもしれません。
まとめ
カラスが高く飛ぶ理由。
まだまだ謎めいていますが、きっと何か意味を持って飛んでいるはずなんですよね。
しかしカラスが地震予知できるならば、こちらもちょっと警戒しておくことが出来るので助かるんですが。
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