カラスといえば、ゴミ捨て場のゴミを漁って周りを汚くしたり、電線の上に乗って糞を撒き散らしたり、動物の亡骸に群がったりと、マイナスのイメージを持たれる事が多いですよね。

そんなカラスですが、昔の人の話を聞くと、近所で飼ってた人がいたとか、昔飼ったことがありますよという声がちらほら聞こえる事があります。

カラスってちゃんと飼う事が出来るの?飼うには法律で決め事があるの?

そんな疑問を解明していきましょう。

カラス 飼う 法律

カラスは飼うのに適した動物なのか

カラスは非常に頭が良いと言われております。

記憶力に優れ、人の顔の認識が出来るとの事で、よくカラスを攻撃したら顔を覚えられて数日後に復讐されるという話を聞かされた事があります。

また、オウムみたいに言葉を覚えさせたらその言葉を喋るといった技も披露するみたいです。

なので、飼い主の事は認識をし、飼い主は餌をくれるので非常に懐いてくるみたいです。

ただ、知能が高すぎるためか、飼い主の言う事はあまり聞かないみたいです。

頭がいいのでトイレも容易にしつけができるかと思いきや、他の鳥類と同じく所構わず糞をします。

そこら辺に糞をされると汚いですし、病原菌のリスクも高まります。

いくら頭が良くてもそこは鳥類、本能に忠実なのですね。

また、カラスは体臭が非常に臭いらしく、飼うには不向きの動物だと言うことがわかります。

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カラスの飼育は法律の規制があるのか

結論から言いますと、カラスの飼育は鳥獣保護法により禁止されております。

自治体によって異なりますが、怪我をしている等の特別な理由がある場合は一時的な保護が認められる場合があるみたいです。

自治体によっては終生飼養を許可している所があるらしいですが、ほとんどが保護活動を行っている人達のみに許可を出しており、一般の人々は許可を貰えることはないそうです。

しかし、カラスは狩猟鳥獣であるため、狩猟免許を取得し、法律で定められた捕獲期間と狩猟区域、所有している狩猟免許の区分に当てはまる道具を用いて捕獲したものであれば飼育する事が出来ます。

狩猟免許がなくても素手や石などで捕まえても認められます。

ただし、その場合も捕獲期間や狩猟区域を遵守しなければなりません。

免許取得後はまだしも、無免許・投石で捕獲など非現実的ですよね。

下手したら頭のいいカラスに逆襲されてしまうかもしれませんね。

まとめ

今回の調査で、カラスは飼う事も飼った後も難しい事がわかりました。

カラスが飼えないのであれば、せいぜい餌付けだけでもとは決して思わないで下さい。

餌付けをしたら集団でやってきて、周辺を糞まみれにするだけでなく、人に対する恐怖心も除かれてしまうので、近所や自治体にとって非常に厄介な存在になります。

そうなってしまったら人間、カラスの双方にとって良い事は何一つありませんよ。

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