カラスは童謡でも歌われるほど誰もが知っている鳥なのに、現代の人間にはあまり好かれていませんよね。
カラスの歌は明治時代から歌われていた曲のようですが、そのころからやっぱりカラスはよく鳴いていたようなんですね。
カラスの歌はなかなか哀愁のこもった歌なのに、実際のカラスの鳴き声は、かなり不気味です。
そもそも、なぜカラスという名前になったのでしょうか。
そこにはカラスの鳴き声が関係しているようです。
カラスの名前の由来は?
カラスの名前の由来にはいろんな説があります。
まず、カラスの鳴き声に関わっているのではないかという説があるようです。
昔は「カーカー」という鳴き声自体が、あまりいいことと捉えられていなかったようです。
カラスの鳴き声は、不吉なことを連想させるということと、その様子が「気をからす」「邪気をからす」ように見えるところに由来をしているのではということのようです。
事実、昔から地方によっては、カラスを忌み嫌うような風習もあるようですね。
カラスが円を描くように一斉に飛び回ると、何か良くないことが起きる前兆として今も聞くことですよね。
ただ、一説によると、カラスはとても勘のいい鳥です。
何か良くないことが起きるかもしれないという異変に気付いてくれる動物でもあるわけです。
そのまま忌み嫌うというよりも、良くないことが起きることを教えてくれる鳥として捉えることもできますよね。
また、名前の由来の説には、カラスの色が黒いことも関係してのではないかという説もあります。
体の色が「黒し」という言葉で表現されたことが、訛って「カラス」という言葉になったという説もあります。
まとめ
カラスの名前の由来は、まだはっきりしたことはわかっていないようですが、鳴き声からきているとしたら、納得はできますよね。
歌でも歌われてきているのに親しまれているわけでもなく、どちらかというとやっかい者扱いになっているところもあります。
本当のところカラスはどんな生き物になのか、まだまだわからないことばかりですね。
今のあなたにおすすめの記事