朝方や夕方にカラスが鳴いているのを聞くことがありますよね。
鳴き方はよく聞いてみると多少の違いはあるようですが、ときには何度か立て続けに鳴くこともあります。
ひょっとしたら、鳴き声の回数にカラスだけにわかるような意味があるのでしょうか。
ここでは、カラスの鳴き声の回数について調べて見ました。
カラスの鳴き声の回数に意味はあるの?
カラスの鳴き声自体には、カラスの種類や地域によって違うようですが、カラスは鳴き声で他のカラスとのコミュニケーションをとっているようです。
鳴き声でコミュニケーションをとるのはカラスに限ったことではないですよね。
ところが、カラスの鳴き声の回数にもコミュニケーションの意味があるようです。
実際カラスの鳴き声の回数を数えると、1回の鳴き声から10回まで連続して鳴くことで、使い分けをしているのではないかとのことなんです。
それぞれの回数の意味を見ると、
1回=挨拶で鳴いています。
2回=注意を促す時や空腹の時に鳴きます。
空腹のときは「グワァ」と鳴いているようです。
3回=位置を表示したりする場合には「カー」、安全や満足であることを示す時は「カァ」、そして威嚇のときには「ガァ」と鳴きます。
語尾が間延びするのかしないのかも判断できるようです。
4回=警戒しているときに「カー」、威嚇なら「ガア」と鳴生きます。
5回=警戒しているときは「カー」、また、危険を察知して逃げろと仲間に伝えるときのかけ声でもあるようです。
6回=危険を促して鳴いています。
7回=7回の回数はあまり頻度は少ないようです。
8回=集まれ!と集合をかけるときや全体行動をするときの合図。
とくに気になるのは、威嚇や攻撃をしてくるときの鳴き声の回数ですよね。
この時のカラスの鳴き声は「ガー」や「ギャー」といった鳴き方をするようです。
普段は「カー」とした声しかあまり聞く機会がないので、威嚇の時の鳴き声を聞いたらちょっと注意が必要ですよね。
カラスは賢い動物ですから、鳴き声を変えることで味方に何らかの意思を表示していることは納得できますね。
まとめ
どこかで連続してカラスが鳴き始めたら、仲間を呼び寄せているかもしれません。
そんな声を聞いたら、ひょっとして近くに巣があったり卵や雛がいる可能性があるようですよ。
とくに繁殖の時期は、警戒心が増しているようです。
カラスも子供たちを守るために仲間と協力して生活しているんですね。
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